いいだです。
2012年8月に急性リンパ性白血病が発覚、2度の移植(臍帯血移植とハプロ移植)を経て、2015年5月から会社に復帰することができました。
その後、2016年3月まで順調に過ごしてきました。
この記事では2016年4月~6月の通院や飲んでいたお薬の話です。
白血病患者のハプロ移植後の通院(2016年4月~6月)
2016年4月~6月は、毎月1回ずつの通院でした。
順調ですね。
病院では以下の科の診察を受けています。
血液内科
メインの科ですね。
白血病ですので血液内科の診察を受けています。
4週間ごとに通っています。
腎臓内科
採血結果で腎臓の値(クレアチニン)が基準値を上回っており、診察を受けています。
腎臓の調子が悪い理由は、GVHDの影響だったり、いろんなお薬を飲んでいて腎臓に負荷がかかっているということもあるようです。
8週間ごとに通っています。
脳神経内科
2014年4月に髄膜炎になったときに痙攣を起こしたため、その後も継続して痙攣止めのお薬を飲んでいます。
痙攣止めのお薬は一気に減らすとよくないらしく、少しずつ様子を見ながら減らしていきます。
8週間ごとに通っています。
呼吸器内科(閉塞性細気管支炎)
GVHDの影響で肺の調子が悪くなり、閉塞性細気管支炎と診断されていました。
そのため、8週間ごとに通院して診察をしてもらっています。
閉塞性細気管支炎は、難病に指定されています。
細気管支とは気管支の先の方の細かく分かれた部分のことで、ぼくの場合はGVHDの影響でここが固くなってしまって、呼吸の力が弱くなってしまっています。
残念なことに、閉塞性細気管支炎はいったんなると回復しないらしく、現状維持することが治療の目的となるようです。
眼科
GVHDの影響で目が乾燥して傷がついてしまったことがあり、目薬を処方してもらうために定期的に通っています。
こちらも8週間ごとです。
歯科
GVHDの影響で口の中が乾燥しやすくなったりするので、定期的に様子を見てもらっています。
診察のたびに、歯もきれいにしてもらっています。
ぼくは歯並びが悪いので、ちゃんと磨いているつもりでも、結構汚れるんですよね。
歯科は特に頻度は決まっていなくて、診察のたびに先生が適当に次回の日程を決めてくれます。
以上、6科に通っていました。
白血病患者がハプロ移植後に飲んでいたお薬(2016年4月)
2016年4月19日~のお薬
2016年4月19日に診察があり、この日以降のお薬は以下でした。
- ネキシウム・・・胃薬。
- バルトレックス・・・ヘルペスウィルスにやられないように予防するためのお薬。
- エクセグラン90mg・・・痙攣止めのお薬。
- フルコナゾール・・・抗真菌剤です。
- プレドニン4mg・・・ステロイド剤です。プログラフと同じく、移植の副作用であるGVHDを抑えます。
- アルファロール・・・ビタミンDを補給するお薬。GVHDで骨が弱くなってしまうのを防ぎます。
- ベザフィブラート・・・コレステロールを下げる薬です。
- バクタ(週3回)・・・ニューモシスチス肺炎のお薬です。
- スプリセル20mg(週2回)・・・フィラデルフィア染色体という遺伝子異常がみられる白血病に効くお薬です。
- プログラフ0.2mg(3日に1回)・・・免疫抑制剤。移植の副作用であるGVHDを抑えます。
この他に、肺の治療のため、シムビコートとスピリーバという吸引薬を処方されています。
白血病患者がハプロ移植後に飲んでいたお薬(2016年5月)
2016年5月17日~のお薬
5月17日に診察がありましたが、お薬は4月から変わらずでした。
白血病患者がハプロ移植後に飲んでいたお薬(2016年6月)
2016年6月14日~のお薬
6月14日に診察がありました。
お薬は、プレドニンの量が4mgから3mgに減量になりました。
それと、シングレアという飲み薬が追加になりました。
喘息などの治療に用いるお薬です。
肺の調子が悪いために追加になりました。
以上、2016年4月~6月の病院と飲んでいたお薬のお話でした。
閉塞性細気管支炎になってしまったのは残念ですが、体調を崩すことはありませんでした。
通院も月に1回になっていて基本的には順調でしたね。
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