いいだです。
2012年8月に白血病が発覚して入院、2013年2月に臍帯血移植をするも再発。
2014年2月にハプロ移植をして、なんやかんやで2014年6月に退院して自宅療養を開始しました。
その後は特に事件もなく、無事に2015年3月まで過ぎ、4月からようやく会社に復帰できることになりました。
白血病発覚から2年8か月、ようやくの会社復帰
2015年4月1日、正式に会社復帰することができました。
ぼくの勤めている会社は制度が充実していまして、ぼくのような病気で休んでいた人が復帰するときに4時間勤務からスタートできるんですね。
10時に出社して15時に退社する4時間勤務です。
実は先月から熱が出たりしていて具合が悪かった
前回の記事を見ていただいた方はご存知の通りなのですが、実は3月の途中から熱が出たりしていました。
会社に復帰する前日の3月31日の夜には38度の熱がありました。
今思えばよくもまあこれで会社に行ったものだと思います。
この記事を書いている今のぼくだったら絶対休んでますね。
このときにどんなことを思ってたのかというと、単純なことです。

ようやく会社復帰できるようになったのにもう休みたくない!
ただでさえ、かなりの期間に渡って会社を休んでいたものですから、復帰したところで仕事についていけるのかとか、不安だらけなわけですよ。
それなのにここで熱を出したからといって、復帰が遅くなってしまうのはイヤだったんですね。
このとき、たぶん嫁ちゃんにも熱が高いこととかごまかしていたと思います。
会社も4時間勤務なので、そこだけ頑張って、あとは家で休んでいればなんとかなるはずだと。
熱を押して3日間出社してなんとか週末に
会社に復帰した2015年4月1日が水曜日でしたので、3日出社すれば週末で休めます。
復帰していきなり仕事があるわけでもなく、PCのセットアップや復帰した後の手続きとかをこなして3日間が過ぎました。
咳をすると胸が痛い
土曜日になっても体調は良くならず。
咳もかなりしていました。
咳をすると胸が痛いんですね。
「強い咳をしたらろっ骨が折れた」っていう話聞いたことありますかね。
もう絶対それだと思ったんです。
だって、咳をするだけで胸が痛いんですよ。
そして日曜日になっても状況変わらず、というかむしろ悪化していました。
ここまで来て我慢できなくなり、休日診療を受けるためいつもの駒込病院へ向かいました。
ニューモシスチス肺炎でそのまま入院することに
大きな病院なだけあって、休日診療って混んでるんですね。
具合悪い中しばらく待ってようやく診察を受けることになりました。
採血、レントゲンなどの検査をして、また結果が出るまで待ったりしました。
そして下された診断が、肺炎でした。
しかもニューモシスチス肺炎という特殊な肺炎です。
実はこの日に休日診療を担当していた先生が、たまたま感染症科の先生だったため、適切に肺炎だと判断してもらえました。
ニューモシスチス肺炎は、初期の状態だとレントゲンを撮っても肺に影が写らない特殊な肺炎なんです。
でもこの日の担当の先生が感染症専門の先生でしたので、検査の結果などから総合的に肺炎と判断してもらいました。
そしてそのまま入院することになってしまいました。
ニューモシスチス肺炎になっての入院生活
具合が相当悪くなってからの入院でしたが、点滴はありませんでした。
ニューモシスチス肺炎の治療にはバクタという薬を飲むんですね。
バクタを1回3錠、朝・昼・夕の3回飲みます。
この他には、治療のために、ステロイド剤であるプレドニンの量がいっきに80mgに増えました。
入院後は順調に回復し、4月17日には退院することができました。
自宅療養を再開することに
けっこうあっさり退院することができましたが、いきなり会社に復帰する許可が出るわけもなく、また自宅療養をすることになりました。
その後の通院は、4月は22日と28日の2回ありました。
退院した次の週と、さらにその次の週ですね。
退院後は体調を崩すことなく順調でした。
プレドニンも順調に20mgまで減りました。
ニューモシスチス肺炎の治療薬であるバクタは、治療量である1日9錠のまま継続していました。
4月1日に会社復帰したのに4月5日には肺炎で入院することになってまた休むことになってしまった、という残念な2015年4月の話でした。
退院後は順調でしたが、はたして再び会社復帰できるようになるのはいつのことでしょうか。
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