いいだです。こんにちは。
2014年1月27日に駒込病院に入院し、さっそく移植前の検査が始まりました。
移植前にどんな検査をするの?
今回は移植前に受けた検査がどんなものがあったのか、ひたすら書いていきます。
2月分の記事ですが、1月27日の分からです。
当時のメモをそのまま写すので、何の検査なのか自分でもよくわからないやつがありますが、ご容赦ください。
1月27日の検査
- 採血
- レントゲン(胸・腹・鼻)
- 心電図
1月28日の検査
- 採血(血液型)
- 骨髄穿刺
- 歯科
- 呼吸機能
1月29日の検査
- 採血
- CT検査(首~骨盤)
- 蓄尿
1月30日の検査
- 採血(腎臓)
- 心臓超音波
1月31日の検査
- 採血
- 腹部エコー
- 耳鼻科
- レントゲン(胸)
2月1日の検査
土曜日なので検査なし。
2月2日の検査
日曜日なので検査なし。
2月3日の検査
- 採血
- 大腸内視鏡(ケツカメラ)
2月4日の検査
- 髄注
- 頭MRI
- レントゲン(胸)
2月5日の検査
- 採血
- 放射線科受診(移植の前処置である放射線全身照射に向けた検査)
- ベナンバックス吸入
2月6日の検査
- 採血(HLA)
- 歯科衛生士診察
- 神経科臨床心理診察
2月7日の検査
- 採血
- 放射線科受診
- 歯科
2月8日の検査
土曜日なので検査なし。
2月9日の検査
日曜日なので検査なし。
2月10日の検査/クリーンルーム(無菌室)へ移動
- レントゲン(胸)
- 神経科診察
- 歯科衛生士診察
この日には、いよいよ移植本番に向けて、クリーンルーム(無菌室)への部屋移動がありました。
駒込病院の血液内科の病棟は2つあるのですが、片方は病棟自体がよりクリーンな状態になっており、移植をする人が入院します。
移植の時にはそのクリーンな病棟の中でもよりクリーンな部屋に移動になります。
いよいよ移植の日が近づいてきた感じですね。
前処置はじまる
クリーンルームに入った翌日の2月11日からさっそく移植の前処置が始まりました。
日本医科大学附属病院での1回目の移植の時は以下の前処置をやりました。
- 放射線全身照射を4日間
- 抗がん剤を2日間
駒込病院での前処置は、抗がん剤が先で、日数も1週間くらいやりました。
放射線全身照射はなんと移植の前日の1日だけでした。
病院によって前処置のやり方が違うのか、移植の種類によって前処置が違うのかはわかりません。
ちなみに、1回目の移植は臍帯血移植(さいたいけついしょく)、2回目の移植の時はハプロ移植でしたね。
ドナーである姉の入院
ぼくの移植のドナーである姉は2月14日に入院しました。
血液内科の病棟が2つあるうちの、ぼくとは違う方の病棟です。
姉も入院してからは検査を受けたり、ぼくに移植をするための造血幹細胞を採取したりしてくれました。
この件については本当に感謝しかありません。
末梢血幹細胞とは
姉から造血幹細胞を採取したと書きましたが、正確には末梢血幹細胞を採取しました。
末梢血とは普通の血液のことです。
造血幹細胞はもともとは骨髄(骨の中)から採取することが多かったのですが、医学の進展により通常の血液から採取できるようになりました。
腕の血管から採取できるので、ドナーさんの負担が軽くなります。
ただし、通常時は血液の中には造血幹細胞は十分な数がいません。
顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)というものを注射すると、血液内に造血幹細胞が出てくるようになり、これを採取したものが末梢血幹細胞です。
以上、末梢血幹細胞の説明でした。
話を整理するとこうです。
- 移植前の検査をした
- クリーンルーム(無菌室)へ移動した
- 移植の前処置(抗がん剤、放射線全身照射)をした
- これらの裏でドナーになってくれる姉が入院して、末梢血幹細胞を採取した
この記事はここまでで、次回、ハプロ移植当日となります。
それでは。
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