いいだです。
白血病になって入院してから、実際に入院費を支払ったり、健康保険の制度を調べたりして知った『入院費食事療養費』について書いていきます。
病院の食事代っていくらでしょうか?
突然ですが、質問です。
病院に入院すると、ただ寝ているだけでも1日3回の食事が出てきます。
1回の食事代がいくらでしょうか?
♪~~シンキングタイム~~♪
というわけでさっそくですが、回答は
460円
です。
これは、健康保険のルールで決まっています。
日本で暮らしていればみんな加入している健康保険ですね。
もしあなたが会社員なら、社会保険制度で会社経由で加入している健康保険のことです。
もしあなたが自営業、フリーターなどであれば、お住まいの市役所や区役所に申請して加入している国民健康保険のことです。
入院費食事療養費はどの健康保険に加入していても同じルールです。
白血病だろうが風邪だろうが病気の種類も関係ありません。
入院時食事療養費とは?
白血病になって健康保険についてがっつり勉強しましたが、健康保険にはいろんなルールがあるんですよね。
その中でも、入院中の食事代についてのルールが入院時食事療養費です。
ここまで読んでいただいたので解説の必要はないかもしれませんが、入院中の食事代が1食あたり460円と決まっています。
年齢や収入によって460円でない場合がありますが、その点については省略します。
以上で解説はおしまいです。
短っ!
入院時食事療養費は値上げしている
もう少し補足しておくと、この入院時食事療養費は、2016年3月までは1食260円でした。
ぼくが白血病で最後に入院したのは2015年4月だったので、そのときは1食260円でした。
2018年7月に肺炎で入院した時は、1食460円に値上がりしててびっくりしました。
1食あたり200円の値上げですからね。
1日3食で考えると600円の値上げ。
1ヶ月で考えると18,000円の値上げです。
月で考えるとあらためてびっくりする値上げですよ。
でも調べてみたら、急に200円も値上げしたわけではないようでした。
- 2016年3月までは1食260円
- 2016年4月から2018年3月までは1食360円
- 2018年4月からは1食460円
100円ずつ値上げしていて、360円の期間が2年あったんですね。
今のところ、この460円より値上げの予定はないようです。
それにしても260円のときを知っていると、460円ってなんとも大幅な値上げに感じてしまいますね。
260円から460円だと77%の値上げですから。
約8割の値上げって言っても過言ではないです。
これも高齢化社会で国の医療費が不足しているからでしょうか。
病院にかからず、いつまでも健康でいたいものですね。
以上、入院中の食事代に関する健康保険のルール『入院費食事療養費』についての解説でした。