こんにちは、いいだです。
この記事では、白血病が発覚してはじめに入院した同愛記念病院でどんな治療をしたかを具体的に書いています。
同愛記念病院でどんな治療をしたか、前回の闘病記でもざっくりと書いていますが、この記事ではより具体的に説明します。
hyper CVAD/MAとグリベック
同愛記念病院では、hyper CVAD/MAと呼ばれる抗がん剤治療と、グリベックという飲み薬での治療を行いました。
これらの治療については、2012年の入院当時にアメブロで書いていた闘病記に詳しく書いていますので、そのまま転載します。
「転院前の病院」という言葉が出てきますが、ぼくがはじめに入院した同愛記念病院のことです。
2012年当時の白血病闘病記
2012/9/22 転院前の病院での治療など
2012-09-22 11:05:00
テーマ:0.あらすじ
転院前の病院では最初に以下の説明を受けました。
急性リンパ性白血病であることは判明していましたが、フィラデルフィア染色体の検査結果が出る前に受けた説明です。
- 寛解導入療法として、「hyper CVAD療法」(ハイパーシーバッド)を行う
- 2種類の治療を、1ヶ月交代で4セット行う。合計8ヶ月(後にわかりましたが、正確には「hyper CVAD/MA」という治療法だったようです)
- 髄注を適宜行う(頭の方に悪い白血病細胞が行ってしまうのを防ぐため or 頭の方に行ってしまっている白血病細胞をやっつけるため)
- フィラデルフィア染色体が陽性の場合は内服薬を追加する
「hyper CVAD/MA」では、以下の抗がん剤を使いました。(ちゃんと記録していないので過不足・誤りあればすみません)
hyper CVAD/MA 前半(8/8~)
- エンドキサン
- アドリアシン
- オンコビン
- デカドロン(ステロイド剤)
hyper CVAD/MA 後半(8/31~)
- メソトレキセート
- キロサイド
その他に前半後半を問わず、以下を適宜やりました。
- 輸血(血小板、赤血球、凝固なんたら)
- 白血球を増やす注射(グラン注射)
- 抗生剤
- 副作用を抑えるための吐き気止めや解毒剤
など
あと、フィラデルフィア染色体が陽性と判明して以降は、専用の治療薬である「グリベック」という内服薬を飲みました。
hyper CVAD/MAという抗がん剤の治療を4セットやる予定でしたが、1セット終わった時点で症状がよくならず、日本医科大学病院に転院することになりました。
1セットが終わった時点で転院することになり、同愛記念病院では髄注は一回もしませんでした。
以上、はじめに入院した同愛記念病院での治療についてでした。
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